どもっ
春になり、京都は今観光シーズンに差し掛かりかけています。
春の京都観光の目玉は清水寺の春の夜間拝観ではないでしょうか?
毎年桜が咲き始めると、清水寺は夜にライトアップを行います。
ちなみに今年は3/29~4/7の18:00-21:00までみたいです。
では、夕方まであなたはどこで何をして過ごしますか?
河原町でショッピング?嵐山で観光?
それもいいですけど、安井金比羅宮も行ってみてね。
って話をしまーす。
清水寺と嵐山観光のはしごはオススメしないよ
とその前に、清水寺と嵐山を一日で周ってしまえ!!
って方がたくさんいますが、もし日程的に余裕があればそれはオススメしません。
京都の二大観光スポット(個人的に)である東山エリアと嵐山エリアは一日で周るとすごいバタバタして、見たいところが見れなくなる可能性があります。
さらに、これら二つのエリアは京都市内でも東と西の方角に位置しているため、移動時間もかなり取られます。
別々で周れるのならそうしましょう。
さて、次からこの記事の本題に入りますよ。
安井金比羅宮って何?
安井金比羅宮とは京都東山に位置する神社仏閣の一つで、別名「縁切り神社」として知られています。
そして京都でも最強の縁切りの神社としても有名で、境内には独特の雰囲気が漂いまくっています。
清水寺や八坂神社に比べるとかなり小さくこじんまりした感想を持つ方もいらっしゃると思いますが、おそらく縁切りの効き目はこの神社が日本で一番なのではないでしょうか?
安井金比羅宮へのアクセス
安井金比羅宮へのアクセスは容易で、京都観光の中心地である四条河原町からバスで10分程度。
歩きでも20分強で着く距離です。
四条河原町のバス停から207系統の市バスに乗り、東山安井下車後徒歩すぐ。
電車でのアクセスですと京阪祇園四条駅・阪急四条河原町駅から徒歩20分ぐらいと考えていれば良いでしょう。
しかしアクセスのしやすさはバスが一番なのでバス移動をオススメします。
神社内の様子
バス停を降りると大きな鳥居が建っていますので、そちらが本入口となります。
駐車場と駐輪場もありましたが、駐車前に神社内の事務所に行く必要があります。
上の画像のような参拝道を役70mぐらい進んだで奥まったところに、安井会館と呼ばれる建物と本堂、そして有名なくぐり石があります。
神社内はどんよりをした空気が漂っていて、こんなところ(失礼ですみません)に参拝者なんているのか?
と疑問に思っていましたが、実際たくさんの方が御参拝されていました。
くぐり石の参拝方法
この神社には有名な石があり、御祈願方法も普通の神社仏閣とは異なるものになります。
この画像が有名な「くぐり石」。
見るからに不気味ですよね。
ちなみにこの石に貼られているのは全て”形代”と呼ばれる自分の身代わりのお札です。
本堂に行き100円以上と形代を交換します。
次に、石の表側からくぐり抜け、さらに裏側からくぐり抜けて、最後に形代を石に貼ります。
これで終了。
くぐり抜ける最中に、悪縁を断ち切り、良縁を結べるように願うそうです。
そしてこのくぐり石、あまり大きくないんですよね。
少し太り気味の人は気をつけたほうがいいですね。
そしてかなり下に位置してるので足腰の悪い人も注意が必要です。
私が安井金比羅宮に参拝に行ったのは午後4時頃でしたが、たくさんの参拝客がくぐり石をくぐるために列を作っていました。
ちなみに、写真にもあるように、この神社には非常に多くの絵馬があります。
それらを見て見ると、生々しい願いがたくさん書かれていました。
書くとあまり良くないかなと思ったので、ここでは書きませんね。
参拝客の多くの人が
「こわ〜い」、「不気味〜」
と言っていました。
こんな神社初めててです。
久志塚への参拝
安井金比羅宮の奥まったところに一つの塚があります。
そちらが「久志塚」。
この塚は、櫛に感謝の気持ちを捧げ、使い古した櫛や傷んで使えなくなった櫛を供養するために1964年に建立されました。
私は存じてませんでしたが、櫛祭りなるものが毎年9月の第4月曜日に行われているようです。
櫛祭りは現在でも行われているようで、当日は供養するための櫛を塚の前に置き、宮司が祝詩を捧げるようです。
私の中には全く知識としてなかったのですが、美容家の方や、美容師の中には知っている人もいるのではないでしょうか?
まとめ
京都に神社仏閣は数えられないほどありますが、こんなに珍しい神社は少なのではないでしょうか。
私の知る限り、縁切りの神社は他に見たことはありません。
縁切りの神・くぐり石・久志塚と、珍しいもののオンパレード。
さらに、安井金比羅宮は縁切りの神社として有名ですが、同時に縁結びの神社としても有名です。
京都観光の際は安井金比羅宮で悪縁を切り、良縁を結びに行きませんか?
ではっ