
こんなお悩みを解決します!!
英語を勉強したいけど、さまざまな理由から全日制の高校に行くことができない人はたくさんいます。これを見ているあなたもそのうちの一人かもしれません。今日はそんなあなたに向けた記事です。記事の内容はコチラ。
■本記事の内容
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通信制高校の授業形態
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通信制高校でも英語を重点的に学べるのか?
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通信制高校で英語を学ぶメリットは?
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英語教育でオススメの通信制高校はどこか?
この記事を書いている僕もじつは通信制高校の卒業です。そして今は台湾の大学に留学しています。じっさいに通信卒で留学中の僕の話がベースですが、参考になればうれしいです。
目次
通信制高校の授業形態
お話をはじめる前に、通信制高校の授業の形態についてお話ししたいです。勘違いしている人も多いかもですが、通信制の中でも、年に数回しか学校に行かないところもあれば、週に何回行くか決まっている学校があります。
しかし高校卒業資格への単位数は全日制と変わらず74単位です。学校になじめなかった人、スポーツや芸能活動、などさまざまな理由から、通信制高校は存在しています。僕も全日制高校をやめて編入しました。
授業内容はワークシート、レポート提出、テストなどが一般的で、テストもわりと簡単です。評価基準も全日よりは甘いので、いい成績が取りやすいです。さらに通信制高校の中にも2つの種類の学校があります。
■普通科の学校
普通科は全日制高校とほとんど変わりません。年に数回しか学校に行かなくてもいいところや、毎日行かないといけないところなど、学校によってさまざまです。
■職業訓練的な学校
私立学校の中には職業訓練校的な学校があります。美容・IT・語学・エンターテイメントなどなど、さまざまな種類の科目を学べる学校です。英語に力を入れている学校は、この種類の方が多いです。
通信制高校でも英語を重点的に学べる理由
結論から話すと、通信制高校でも、英語を重点的に学ぶことはぜんぜん可能です。その理由は、数多くの学校が、さまざまな英語関連のコースを用意しているからです。
通信制高校は、全日制高校を諦めた人が来るというイメージが多いですが、どんな人でもこれらの英語コースの門戸は開かれています。例えば、全日制高校で授業についていけなかったからといって、英語コースに入れないことなどありません。ほとんどの学校が生徒のレベル別でクラスをわけています。
バラエティーに富んだ学部がたくさんあることで、ただ単に英語を勉強できるだけでなく、テスト対策や専門知識を学ぶことができます。これらのおかげで、全日制よりも高い評価を受けている学校がいくつもあります。
通信制高校で学べる英語コースの例
さっきも言いましたが、豊富な英語コースが通信制高校に入る大きなメリットでもあります。
例えば、オンライン英会話の企業とのタイアッププログラムがあったり、学校の運営母体が英語に精通していることもあります。中でも特徴的なコースをいくつか紹介します。
例①:TOEIC・TOEFLなどのテスト対策クラス
TOEICやTOEFLなどの英語のテストを対策するクラスがあります。具体的には4技能の中から、これらのテストに合わせた難易度のものを集中的に学習するものです。
このようなクラスは、僕の知る限りでは全日制の高校ではありません。代わりに全日制高校ではセンター試験対策があるようですが、通信制高校にも大学進学コースがあるので、どちらも選ぶ権利があるのは大きなメリットです。
例②:CAや観光業特化クラス
CAやホテルなどの観光業の学習に特化したクラスもあります。これらの業界では英語が必須になりますので、自動的に英語にも力を入れているコースばかりです。
英語だけでなく専門的な知識を身につけることができるのはかなり大きいです。これらは普通、高校を卒業して専門学校や短大、大学で習うことですので、それを高校のときにできるのは効率的ですね。
例③:ネイティブによる英会話授業
なんと学校によってはネイティブによる英会話の授業があるところも。日本にいるとどうしてもアウトプット不足になりますが、このような学校はそんな心配もいりません。
オンラインによるマンツーマンの英会話授業から、授業の中での会話練習など、さまざまな場面を想定しての英会話練習ができます。また、オンライン英会話教室と提携して、格安でオンライン授業ができる学校もあります。
例④:海外大学との提携プログラムが充実してる学校
アメリカの州認可校や米国大学進学コースがある学校もあります。運営母体が姉妹校との提携を結んでいるケースが多く、全日制高校と同じように留学をすることができます。
もっと言いますと、全日制高校よりも提携校への留学前のサポートが充実しています。先生が生徒一人一人と密接にかかわることができますので、より良い環境で留学までの期間をすごせます。
例⑤:少人数制英語クラス
少人数制で徹底して英語を学習するクラスがあります。もちろんネイティブの教師の授業を受けれる学校が多く、英語で授業をするところが多いです。
全日制高校だと、多くて40人規模のクラスで授業があるので、一人一人と話す機会がどうしても少なくなります。通信制高校は少人数制で先生とも話しやすいので、そのぶん伸びも早くなるのです。
オススメの通信制高校ベスト5
5位:ヒューマンキャンパス高等学校
- 外国人講師とのオンライン英会話レッスンなど
- エアポートサービスコース→CAなどの知識と言語能力
- どの分野も業界に精通した先生が講師
- 40もの職種から選べるコース
4位:鹿島学園高等学校グローバルコース
- 語学力向上+異文化を学ぶカリキュラム
- 基礎からネイティブレベルの4段階構成
- クラスに留学生が在籍
- ネイティブの先生による授業
- 1年次にタイ語学研修・2年次にアメリカ修学旅行
- 1年次に自分のレベルにあったクラス分け
3位:松蔭高等学校
- 1年次=ネイティブ講師による英会話レッスン&留学準備
- 2年次=1年間のカナダ・アメリカ留学→最大36単位取得
- 3年次=帰国後にTOEFLなどのスコアアップ&受験対策
- 卒業後は外資系企業などに就職など
2位:AIE国際高等学校国際バカロレアコース
- 通信制高校唯一の国際バカロレア認定校
- アートと英語のクラスでは全て英語での授業
- 週10時間は英語での授業
- ワシントン州やハワイの大学に短期留学
- 卒業後に、英語力と学校からの推薦で提携大学に進学可能
- 毎年海外の大学に進学実績あり
1位:クラーク記念国際高等学校国際コース
- 英語授業数最大20時間
- 英語授業数が一般的な高校の3~4倍
- 基礎レベルからネイティブレベルのカリキュラム
- 1クラス15人の少人数
- 英語力・目的に合わせた留学
- 現地スタッフによるサポート体制
まとめ:通信制高校は最強です
通信制高校はなぜかレベルの低いところと思われがちですが、じつは全然そんなこともありません。むしろ、言語や特別な技術を身に付けたいときには全日制高校よりも専門知識を得られやすいのです。
今回紹介したのは氷山の一角で、まだまだたくさんの学校が英語に特化したコースを用意しています。カリキュラムもさまざまなので、あなたにの需要にマッチする学校を選べばいいと思います。
僕も通信制高校を卒業しましたが、デメリットは今まであまり感じたことがありません。名前だけなら通信制高校なんてわかりませんし、卒業証明書をもらうこともできますので。これを見ている親御さんは、社会のレールに子供をはめ込むのではなくて、より柔軟にしてあげてほしいなと思います。エラそうですね、すみません。
それではみなさん、また次の記事でお会いしましょう♪