
みなさんこんにちは!
みなさんはこんな疑問や悩みを抱えてはいませんか?
「日本と海外の大学の違いが知りたい!」
「海外の大学は日本より卒業が難しいの?」
今日は上記のような悩みや疑問を抱えている方に、『日本と海外の大学の違い』について、ドイツの大学に留学していた僕が独自の見解でお話しします!
もちろん国や地域により違いはあると思いますが、一般的に日本の大学と海外の大学はこう違うと言われていることを紹介していきますね!
海外と日本の大学の違い
僕はドイツに学部留学した経験があるのですが、日本の大学生活と海外の大学生活では大きなギャップがあるなと感じました。
日本と海外の大学のどちらが優れているか・どちらがいいのかは僕の口から軽率には言えません。しかし僕の感じたギャップなら紹介できるのでリスト化してみました!
fa-arrow-circle-right海外と日本の大学の違い
- 海外の大学は割と入学が簡単
- 逆に卒業は容易ではない
- 授業の形式が違う
- 長期休暇もあまり休まない
- 学生の質が違う
- 学年制と単位制
海外の大学は入学が簡単で卒業が難しい
海外の大学(特にアメリカ)は日本の大学と比べると入学の基準が甘いです。なのである程度のレベルの大学であれば、割と簡単に入学することができます。
その理由は、日本のような全国統一試験(センター試験)がないからです。日本は年に1度のセンター試験に全てをかけるのでストレスをたくさん抱えますが、海外はそんなことないんです!
センター試験のようなテストがないぶん、他のスキルや突出しているものが必要とされます。海外の大学に入学するときの評価基準になるものをピックアップしました。
fa-arrow-circle-right学校内での活躍や校外での活動
例えば高校の部活動でいい成績を残せばそれが大きなアドバンテージになります。勉強も同じで、成績が良ければ武器になります。
さらに海外では校外活動やボランティアなども入学の評価基準になります。文武両道を目指す生徒が、海外の大学が欲しい人物像です。
逆に卒業は容易ではない
大学に入学できたとしても、大学生活がきつくてやめてしまったり、退学になる生徒がたくさんいるので、卒業は日本の学生ほど容易ではありません。
日本に比べると海外の大学は課題の提出率や出席率が評価の割合のかなり多くを占めます。先生や学校により変わるとは思いますが僕の通っていた大学では4会の欠席でA→B、B→Cなど、ランクが1つ下がります。
fa-arrow-circle-right卒業が簡単ではない理由
先ほども言ったように、日本では「あの教授は出席を取らないから出ないでおこう」などと甘い考えでは、アウトです。秒速で単位を落とすので気をつけてくださいね。
また、宿題の量も膨大な量が出ます。「金曜日までにチャプターの1・2・3を見てきてね〜」なんて言われるけど、合計したら120ページのこととかもざらにあります。
エッセイ・レポートの数も月に2つは書いていました。これは日本と海外の大学の大きなギャップだと思います。
授業の形式が違う
授業の形式が違うのも日本とのギャップです。海外の大学ではプレゼンやディスカッション、ディベートなど授業内でも様々な形式があります。
僕の通っていた大学は2種類の教室があり、1つは大教室で何十人もの大勢と先生の話を聞くだけの授業がある教室と、もう1つは小教室で多くて15人程度の部屋で、ディスカッションメインの授業があります。
友人の話を聞いたり、海外留学けいYoutuberさんの動画を見ると概ね同じようなことが言えると確信しています。
fa-arrow-circle-right受動的授業の形式
日本の教育は大学だけに限らず、義務教育から能動的だと言われています。その結果自分の思ったことをあまり言えない典型的な日本人ができると示唆されています。
逆に海外は自分の意見を発することに慣れているので、ディスカッションでも司会者的な役割を担うことができますね。
長期休暇でもあまり休まない
日本と違い、海外の大学の学生のほとんどが長期休暇を利用して単位を取り卒業を早めるか、インターンにガチで取り組みます。
人により遊びに行ったりバイトしたりと様々ですが、早めに卒業したい人は単位を取りに休みを返上して授業に出ます。さらに海外の大学のインターンはガチなので、みんなが必死に自分の第一志望に受かろうとします。
fa-arrow-circle-right日本と海外のインターンの違い
日本のお仕事体験・見学のようなインターンと違い、がっつり長期で仕事をするのが海外のインターンです。そのインターンで有名な企業で働くと、就職の時に〇〇で働いていたということで大きな武器になります。だからみんなガチになって仕事を探します。
fa-arrow-circle-rightSummer School(サマースクール)について
サマースクールは夏休みを利用して単位を取ることを目的にした授業です。サマーど取った単位は普通にカウントされるので卒業が早まります。
学生の質が違う
どちらがいいかという話ではありません。海外の大学生は日本の大学生に比べて将来の目標が明確な人が多い気がします。
さらに海外では日本に比べてバイトをしている学生はあまり見ないですね。やはり勉強との両立があり、大変なのかもしれませんね。
fa-arrow-circle-rightアルバイトよりボランティア
アルバイトよりも自分のやりたいボランティアに力を入れる人が日本の学生に比べて多いです。大学院に進むときにそれらの経験が必須になるのでやっている人も多いです。
fa-arrow-circle-right30〜40代の人とかざらにいる
1度社会に出ても全然普通に学校に戻ってきて勉強している学生も多いです。ヨーロッパではどんな人でも国民なら平等に教育を受けれるということで、社会人の人も無料で単位を取れる国もあります。
単位制と学年制
アジアの国では学年制の学校が多いですが、西洋の文化ではほとんどが単位制です。(単位制と学年制の境目ってビミョーですよね。)
日本ではどれだけ早く単位を取っても4年生を経ないと卒業できませんが、海外の大学では早ければ2年半ほどで卒業する人もいます。それは先ほども言っていたサマースクールを必死に取った場合のみですがね。
fa-arrow-circle-right飛び級も普通にある
日本でいう飛び級は才能のある人が何段も上のステージに一気に無条件で上がるイメージですよね。でも海外ではサマースクールなどでしっかり単位を取らないと飛び級できません。てか、もはやこれは飛び級ではありません。ただ単位を多くとっちゃってるだけ。
だからアメリカの学生が飛び級で20歳で大学を卒業しました!って言われても、「ヘェ〜すげ〜」って思うのは多分日本の学生だけです。努力に対して「すげー」ならわかりますけどね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
意外に思うこととかありましたか?僕の感じただけでこれだけ出てくるのですから、それよりもっとたくさんのギャップがあるとお思います。
これらの特徴と自分の性格をしっかり観察して、日本の大学に行くか、海外の大学に進学するかを決めるのもOKですね!
それではみなさん、次の記事でお会いしましょう♪