
そんな風に思っている方は多いですよね!!
英語のエッセイは、日本では書き方は習いませんよね。この記事を読んでるあなたも知らないはずです。今日はどんなふうに書けばいいエッセイが書けるのかなどを紹介します。詳しい記事内容はコチラ。
■本記事の内容
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Expository Essayの種類
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Expository Essay(説明型論文)の書き方
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Expository Essayで気をつけること
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参考になるライティング本
筆者は1年間、インターナショナルスクールで勉強をして、その後留学をしました。インターナショナルスクールでも留学でも死ぬほどこのエッセイを書いたので、その知識を元にこれからはお話しします。
今日紹介するのは「Expository Essay」という、いわゆる「説明型の論文」です。「あれ、それってどんなエッセイだっけ?」って思う方は、下の記事を先にご覧になってから戻って来てくださいね!
目次
Expository Essayの種類
この説明型論文の中にもいくつか種類があります。5つしかないのですぐ覚えれると思いますが、覚えれないとあとあと響いてきますので、ぜひすぐに覚えてくださいね。
✔️その①:Descriptive Essay
セオリー・もの・人・アイデアなどを説明するエッセイ
✔️その②:Prosess Essay
物事がどのように行われていくか・終わらせられるかを説明するエッセイ
✔️その③:Comparison Essay
二つの物事の類似点・相違点を説明するエッセイ
✔️その④:Cause and Effect Essay
物事が起こる原因とその結果について説明するエッセイ
✔️その⑤:Problem and Solution Essay
問題を上げ、その解決策になり得るものを説明するエッセイ
Expository Essayの書き方テンプレート
ステップ①:トピックを分析する
どのエッセイでも、書き始める前に必ずしなければいけない最重要項目の一つです。分析するのは以下のポイントだけでOKです。
■どの種類のエッセイかを見極める
問題文を読み、上記5つのエッセイのうちの、どのエッセイの問題にあてはまるのかを分析します。ポイントとしては、問題がどのように問われているのかを見ます。
fa-check-circleよく出る問題形式とその種類
- Why・How=Cause and Effect
- How=Process・Problem and Solution
- What=Descriptive
- What・How=Comparison
■トピックに関する知識を書き出す
説明型の論文では、トピックに関する専門的な知識が必要になります。自分の知っている知識をできるだけ箇条書きで書き、その中から書きやすいと思うものを選びます。その選んだものがBody(本論)のトピックになります。
ステップ②:Introduction(序論)を書く
次は序論を書いていきます。序論にはたくさんの役割がありますが、「自分がこれから何を話すかを伝える」「読者の興味を引く」の2つが主な役割になります。その序論は3つのパートにわかれています。
■Hook(掴み)
序論の中でもいちばん最初に書かれるパートです。書きはじめにあたるこのパートの目的は、読者の興味を引くこと。そのため、逸話・史実・統計などでインパクトのある書きはじめを意識しましょう。1〜2行ぐらいが目安です。
■Background Information
このパートは、読者にこれから話すトピックや、問題点の情報を与えて、よりそのトピックに入りやすくしてあげることが目的です。1〜3行が目安です。
■Thesis Statement(論文テーマ・主張)
このパートではトピックについての主張やアイデアを述べます。他のエッセイと違うところは、自分の意見を主張してはいけないところ。あくまで説明するということを意識しましょう。1〜2行が目安です。
ステップ③:Body(本論)を書く
■Topic Sentence(主題文)
これからについて話していくのかを要約して1行でまとめましょう。ここではトピックを深掘りしてはいけません。
■Supporting Details(例証)
ここでは主題文の根拠となる裏付けを書きます。他のエッセイとは違い、自分や他人の体験談は根拠としてかけません。証明されているものを書きます。
■Conclusion(結論)
Topic Sentenceをパラフレーズします。パラフレーズについてはこの記事で深く解説しています。
ステップ④:Conclusion(結論)を書く
■Restate Thesis(主張繰り返し)
序論で書いたThesis Statementをパラフレーズします。ここで読者にさらに強調させるのが目的です。結論の書き出しはこのパートからしたら書きやすいです。
■Summarize argument
本論で書いてきたTopic Sentence(主題)を3つここでパラフレーズします。一行でまとめられるのなら一行でまとめた方がスッキリした文になります。
■Ending
エンディングは普通のエッセイとは違うので書かなくても結構です。
Expository Essayで気をつけること4つ
■その①:主語の使い方を注意する
説明型論文の大きな特徴は、「I」「You」といった主語を使わないことです。この論文は、あくまで物事を説明することが目的になります。そこにあなたや他人の意見が入ると、それは説明ではなくなってしまいます。
■その②:結論で新しい主張は出さない
どの種類のエッセイでもそうですが、最後の最後に新しいトピックや主張を出してはいけません。結論部分ではあくまでこれまで話してきたまとめを書きます。
■その③:リサーチか豊富な知識が重要
説明型論文では、リサーチか豊富な知識が必要になります。クラスやテストで書くことがあるかもですが、そのときのトピックは必ず授業でやった内容です。なので、テスト前に暗記をする必要も出てきます。
■その④:他のエッセイとは違うことを意識する
最後になりますが、このエッセイは他の種類のものとはやはり異なります。テストで出されたり学校で習うのは、自分の意見を述べるものが多いですが、これは違います。そしてエッセイの書き方自体も違います。なんどもこの記事を見返して、覚えるようにしてくださいね。
参考になるライティングの参考書
■LAWS
Longman Academic Writing Serious 4 とうライティングに特化した参考書がありますが、すごく良書です。英語で少し難しいので、自信がない人はシリーズの3でも大丈夫です。表現もかなりわかりやすくなります。
この参考書は、エッセイの書き方だけでなく、エッセイでよく使う単語やフレーズ、注意しなければいけないことも書いてあります。ライティングに特化した本がほしい人は、検討してみてはいかがですか?僕はこれを選んでよかったと思います。
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価格:4,500円 |
■Grammar In Use
こちらはライティング特化の参考書ではありません。エッセイを書く前の、文法でつまづいている人にオススメです。こちらも英語ですが、英語は英語で学べば細かなニュアンスまで拾えます。
文法の本も僕はこれしか使っていません。でも、これでもほぼ文法を網羅していると思えるので、まず基礎を固めたいという人はいいかもです。
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価格:5,490円 |
まとめ:テンプレートを覚えれば簡単
上で抑えたステップ順のテンプレートさえ抑えてしまえば、あとは自分の書きたいように書けばいいのでラクです。
もちろん文法や単語の知識は必要ですよ!このテンプレートを覚えただけでこれらのスキルはつくわけではないので。そもそもエッセイって、ライティングのアウトプットの最終段階なので、ここまできた人はこれらのスキルはすでにお持ちとは思いますが。。。
とにかく、基礎を固めれて、テンプレートを覚えればあとは簡単にエッセイを量産できます。エッセイには5つの種類がありますが、全てのエッセイにテンプレートがあるので、気になる方はそれらの書き方も僕のブログからチェックしてください!
それではみなさん、また次の記事でお会いしましょう♪