
そんなあなたにお答えします!!
留学を経験する人の99%の人が挫折を経験すると思います。僕もそんな中の一人です。これから留学を考えている方は、先人の体験を聞くことで、なんとなく留学中の挫折をイメージしやすいだろうと判断したのでこの記事を書いています!
■本記事の内容
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僕が経験した留学の挫折体験
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挫折してから立ち直る方法
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留学予備生に伝えたいこと
筆者は今留学中の台湾以外に、ある欧州の国に1年間の留学経験があります。これらの留学の中での挫折経験と、挫折を対処する方法を自分なりに見つけたのでそれをシェアします。
目次
僕が経験した留学の挫折体験5つ
挫折①:お金がない!!
お金が足りなかったのは、精神的にも肉体的にもかなりキツかったです。毎日どのように生き延びるかを常に考えているため、勉強どころではなかったです。
先ほど言った欧州のある国に行ったときに、ビックリするぐらい初期費用がかかりました。そのせいで、半年ほど常に金欠で、飲み会にも旅行にも行けなかった思い出があります。自業自得ではありますが、留学の初期費用は想像以上にかかります。みなさんも気をつけてください。
僕のような人はたぶん結構いると思います。本当にたいへんなので、みなさんは気をつけてください。国によりますが、50万円ぐらい多めに持って行けば安心です。
挫折②:言語力がない
言語力がないと挫折以前に、悔しさ・不安・悲しさがかなり込み上げてきます。この挫折は完璧主義の人に多いです。相手は全く気にしてないのに、自分が気にして話せなくなるという循環がよくあります。
僕は全く完璧主義ではなく、ただ単に英語力がありませんでした。「言語力がない→誰にも話せない→交流がなくなる→一人ぼっち」という悪循環に入ります。じっさい僕は1年間いて、ロシア人・韓国人・カタール人の3人しか友達ができませんでした。
「言語力がないのに留学に行くのが悪い」と思う人もいるかもですが、それは完全に間違いで、どんなに頑張っても気になる人は気になります。なのでその人が悪いわけではないんですよね。
おそらくどんなに頑張っても完璧主義の人は挫折しちゃうので、割り切って渡航するのがいいですよ。自分で自分の首を絞める必要はありませんからね。
挫折③:文化の違いに挫折
日本から離れれば離れるほど、文化的な挫折に遭遇します。「何もかもが違いすぎてカルチャーショック→うつ状態になる」というような形で挫折したりダウン気味になる人が多いです。
自分の場合はご飯が合わなかったです。これって意外と死活問題で、毎日イヤなことをしていると憂鬱になりますよね。僕はまさにそんな状況になりました。
もちろんその文化に合わせれればいいんですが、それができる人ばかりではありません。なので学校選びや留学先選びは結構重要なんです。
挫折④:差別体験
国や人によるかもしれませんが、差別を体験する人がいるかもしれません。僕もそのうちの一人で、そのときは挫折というよりも、悲しさやこれからの不安の方が大きかったです。
欧州の国にいたときは何度か差別に会いました。人種も文化も違うので仕方ないですが、本当に悲しいものです。以下に僕が体験した差別を記事にしてるので興味があれば見てください。
僕が今いる台湾では今のところいっさい差別を体験していません。差別を受けやすい国や受けにくい国があると思います。やっぱり防ぎようがないからこそスゴく厄介なものです。
挫折⑤:ホームシック・日本シック
ホームシックは留学生にとって天敵で、経験する挫折の中でも一番危ないです。なぜなら、他の挫折や悲しい体験が重なって最終的にホームシックに行き着きます。
自分も上記の3つの挫折を経験したのちにホームシックになりました。「家族に会いたいのに会えない→挫折・憂鬱」となるケースが多いです。そして解決策がないことから、一番厄介です。
自分は大丈夫と思う方いますよね?僕もそうでした。日本でも1年以上一人暮らししてたし、家族とも話すことなんてほとんどなかったですが、それでもホームシックになりました。最後に頼れるのが家族だからでしょう。だから注意したほうがいいですよ。
挫折から立ち直る方法3選
その①:友達を作る
まずは友達を作ることを試してみてください。友達に悲しみや不安をぶつけるだけで気持ちがラクになりますし、景色が一変するかもしれません。
僕も1年間留学していましたが、隣に住んでいた韓国人にかなり助けられました。彼がいたから1年もの間留学することができました。
「友達を作るのが難しいんだよ!」と思う人は、ぜひハロートークやフェイスブックを使ってください。近くにいる人に会えるかもしれませんし、フェイスブックで日本人コミュニティを見つけることができます。
その②:友達や家族に電話する
友達や家族に電話するのもいいですよ。別に悲しかったことや挫折体験を話さなくても心が安らぎます。僕もよく電話していましたし、今でもたまにします。
何を話すわけでもなくダラダラ電話をつないでいるだけでも気持ちがラクになりました。家族と電話なんて、用事以外では全くしなかったのにするようになっていました。
友達を作るのはハードルが高いという方は電話でもいいですね。とにかく話す相手を見つけるのが先決です。
その③:挫折を忘れるぐらい熱中するものを見つける
挫折や孤独感を忘れるぐらい熱中するものを見つければ最高ですね。簡単ではないかもですが、もし見つけることができればすごくいい対処法になります。
参考までに、僕は日本のドラマとアニメを見漁りました。これらのいいところは、ハマれば時間も忘れるぐらい見続けてしまうことです。この二つで挫折を紛らわせていました。
趣味がある人ならそれでもOKです。絵を描く・楽器・ゲーム、なんでもいいので熱中できるものを探しましょう。あとは挫折を感じたらやり込むだけです。
理想と現実は違うことがある
海外留学の理想と現実は違うこともありますし。と言うか、違うことの方が多いです。イメージではキラキラしているけど、じっさいはかなりシビアで泥臭いことがほとんどです。
Youtubeやインスタグラムなどで発信されている方は、彼ら自身のブランディングのためにキラキラしている留学生活を載せていますが、じっさいはあんなにいいものじゃありません。
SNSで影響を受けて、自分もそうなれると思ったり、高い理想を持って渡航すると、挫折の原因になります。期待するなとは言いませんが、現実は違うかもということをしっかり覚えていた方がいいですね。
留学での挫折が悪いわけではない
留学で挫折を経験するのは、悪いわけじゃありません。あなたが弱いわけでもないです。みんな当たり前のように共通に感じることなので、そこは心配しないでくださいね。
さらに留学で挫折を経験すると、逆にあとあとメリットになることもあります。例えば就職活動時のアピール、あとは、どんな苦しいときでも、あのときの方がしんどかったなって思うこともありますからね。
僕は結局、欧州の学校はやめて台湾に来ましたが、それでもイヤな思い出はあまり無く、逆に視野が広がったかなと思っています。
まとめ
挫折には必ず原因があります。でもその原因のほとんどが、事前に防ぐことができないものです。
防ぎようがないので、逆に割り切って、「なんでも経験した方がいいという」マインドに変えれれば最高ですね。簡単なことではないですが、そう思うことができれば成長になります。
これから留学するあなたも必ず何かしらの挫折や悲しい体験が待っています。でもそれはあなたを成長させるいい材料だと思って乗り越えてください!
それではみなさん、また次の記事でお会いしましょう♪