
そんな悩みにお答えします!!
英単語を覚えられなかったり、どのようにして覚えるかわからない。または効率的に覚える方法がわからない方はたくさんいますよね。かなりめんどくさいし。今日はそんなあなたのためにこの記事を書きました!!
■本記事の内容
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英単語を覚える効率的な方法
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単語帳を選ぶときの基準
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英単語暗記にオススメの教材
僕は英単語を覚えるのが好きでこれまでも単語帳を4冊購入して全て覚えるぐらいのレベルで覚えてきました。そんな僕が教える英単語勉強法はとてもシンプルかつ効率的なので参考にしてもらえればありがたいです。
目次
英単語を効率的に覚える方法
その①:記憶の忘却曲線をフル活用
どんな形でもいいのでまずは最低5周ぐらい単語帳をまわしましょう。1周ですべて覚えられるはずはないですが、5周もすればだいたい意味がわかるようになってきますので、まずは最低5周です。
1つの単語につき5~10秒ぐらいのテンポでどんどんと見ていきます。ここでは単語と意味を見るだけでいいです。例文などはあとで見るので、ここではほっておきましょう。
これは記憶の忘却曲線と言われるものをベースにした効率的な勉強方法です。人は覚えたことの約50%を20分後に忘れます。なので復習しまくるのが科学的に見てもいちばんの勉強法です。詳しくはこの記事をどうぞ。
この記憶の忘却曲線の話はあとでまたさせてもらいますが、ここで大事なのはなんども復習する・単語帳をまわすということだけを考えてくださいね。
その②:類義語・対義語も覚える
上でも述べたように、最低5周もすればほとんど覚えれるようになります。だいたい覚えたところで、類義語・対義語もセットで覚えることで、枝分かれ式に学習ができてより多くの単語を覚えることができます。
これは多くの単語を覚えれるだけでなく、試験対策やライティング対策にも有利です。アイエルツなどの試験やライティングなどでは、同じ単語を2度使うと点数が下がります。そこでこれらの単語を覚えていると、メリットになります。
1つの単語から派生させて枝分かれ式に覚えれることができれば無限に単語を覚えることができます。多くの同じ意味の単語をストックすることは試験などでも有利になるので、ぜひこの覚え方を試してほしいです。
その③:イラストや絵などで意識づけ
イラストや絵をつけることで、文字だけでなくイラストや絵などを視覚てきに捉えて覚えます。人は5感を刺激することで、より効率的にモノゴトを覚えることができます。これは英語だけでなく、どんなものでも応用することができますよ。
例えば人のプレゼンを見るときに、文字ばかりのものよりイラストやグラフの入っていたものの方が何を言っているのかわかりやすいし、記憶にも残りやすいですよね。それとまったく同じです。
何回もまわして覚えれない単語があれば、その横にちょこっと絵やイラストを書くことで効率的に覚えることができるようになります。ぜひ試してみてください。
その④:復習のタイミングが重要
単語の復習をするときのタイミングがかなり重要になってきます。これは先ほども言った、記憶の忘却曲線が大きく関わってきています。
■記憶の忘却曲線によると
- 20分後に42%忘れる
- 1時間後に56%忘れる
- 9時間後に64%忘れる
- 1日後に67%忘れる
- 2日後に72%忘れる
- 6日後に75%忘れる
- 31日後に79%忘れる
逆にこれらのタイミングで復習をすることで記憶は100%戻ります。これを繰り返すことで記憶が定着していき、忘れないようになっていきます。なのでなんども復習することと、最低でも1日以内に復習することがキーになります。
その⑤:発音記号暗記は必須
英語の発音記号を暗記することは、これから英語を本気で勉強したい人には必須になります。なぜなら、発音記号を覚えないと、これからの発音練習やスピーキング練習をするときに大変になるからです。
発音記号を覚えるメリットは、これからそれを見るだけでどんな発音かがわかることです。英語では日本語にはない発音だったり、スペル通りに発音しないものが多いです。なので発音記号を覚えるのは必須です。
発音記号は44個しかなく、日本人が普通に発音できる音も多いですから、それほど大変ではないですよ。下のウェブサイトではかなり詳しく解説されていますのでぜひ目を通してください。
その⑥:覚えた単語を使う
じっさいに単語を使う・アウトプットをしましょう。単語を覚えるだけでなく、その使い方を知ることでじっさいの会話やライティングで使えるようにしましょう。インプットだけでは頭でっかちになりますよ。
単語の中にはまったく使わないような専門的な用語がありますが、それは覚えなくても大丈夫です。しかし、熟語や慣用句などとともに、だいたい2000単語ぐらいが日常会話でよく使われます。それらは絶対に使い方を覚えましょう。
覚えっぱなしにしておくともったいないです。覚えたら使い方を知って、じっさいに日常生活の中で使えるように訓練をしましょう。ライティングは日記、スピーキングは独り言学習法がアウトプットには最適です。
単語帳を選ぶときの基準
その①:多くて4000語ぐらいのものを選ぶ
だいたい1000語から5000語くらいの単語帳が多いですが、3000~4000語ぐらいの単語帳を選ぶのをオススメします。理由はカンタンで、少なすぎると単語数が不足しますし、多すぎるとやる気がなくなってしまいます。
4000語程度の単語帳なら2ヶ月もあればある程度覚えることができます。そして日常会話ではだいたい4000語くらいあればペラペラと言われるぐらいのレベルまでは話せるようになります。
3000~4000語ぐらいの単語帳が、僕の感覚的にはいちばん多いのですが、初心者の方ならそれぐらいの量のものをすべて学ぶぐらいの覚悟でいきましょう。
その②:自分に合うものを選ぶ
自分にあった単語帳を選びましょう。自分にあったというのは、例えばこれから受ける英語のテスト、受験勉強、英検など、みなさんそれぞれの用途があると思いますので、その用途に合わせて選びましょう。
TOEICやIELTSなどと言ったメジャーな英語のテストは、それぞれに専用の単語帳があります。さらに字体や大きさなどで、見やすさも変わりますので、十人いれば十通りのオススメの単語帳があります。
まず自分がなぜ単語を覚えようと思っているのかを考えましょう。日常会話でのボキャブラリーを伸ばしたいなら、それ用の単語帳を買い、テストや受験対策なら、それ用のものを探して買いましょう。
その③:CD付きのものを選ぶ
今ではCD付きのものがほとんどだと思いますが、付いてないものもあるかもなので確認だけはしてください。音声付きのものを購入すれば、あとあとリスニングや発音の練習をするときに便利です。
同じような理由で、発音記号のついているものを選ぶのもオススメです。しかしやっぱり音声があれば、それをダウンロードさえすればいつでも単語学習ができます。例文を読んでくれるようなものもあるので、リスニングにも使えます。
オンラインで単語帳を買うときはとくに確認しないと、入っていないなんてこともあるかもしれませんので気をつけてくださいね。
単語学習のオススメの教材
1つ目:DataBase3000基本英単語・熟語
この単語帳は中学校や高校でも使われているまさに初心者用の良書になっています。単語だけでなく、熟語や長文などもありさらに使いやすくなっています。4500版もありますが、少し多いので3000ぐらいがちょうどいいでしょう。
レベルはかなりベーシックなところから、6段階のレベル別に分けられています。CDもついていて、例文を読んでくれますし、各章ずつに200単語ぐらいの長文があり、復習にもなります。
単語帳をひとつも持っていなくて、何を買ったらいいか迷う方はこの単語帳がオススメです。僕はじっさいに使いきったことはありませんが、それでもかなりの良書には変わりありませんよ。
2つ目:実践IELTS英単語3500
IELTSのための英単語帳で、このテストに出やすいものが凝縮されています。このテストに出てくるものの単語の中からでも、基本的な動詞からかなり専門的な名詞までを網羅しています。
IELTSの単語はかなりムズカシイですが、単語帳を受験前に5周ぐらいして挑んだ結果、長文ではほとんどわからない単語は出てきませんでした。目標のスコアレベルごとに出てきますので、そこも使いやすいポイントです。
IELTSを受験する方や、将来イギリス、オーストラリアなどのブリティッシュ英語圏に留学する予定のある方はこの単語帳がオススメです。
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実践IELTS英単語3500 International English Lan [ 内宮慶一 ] 価格:2,750円 |
3つ目:英熟語ターゲット1000
英語だけでなく熟語も覚えたい人はこの単語帳がかなりオススメです。日常生活で使うものはもちろん、少しムズカシイものまでかなり網羅的に紹介されています。
じつは日常生活では、普通の単語よりも熟語を使った方がよりネイティブに聞こえるものです。なのでテスト向けではなく、より会話の中で使うようなものや熟語を勉強した人にはオススメ。
わりと見逃されがちですが、熟語は日常会話の中でめちゃくちゃ使われます。普通の単語帳で物足りないと感じた方はぜひ使ってみてください。
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英熟語ターゲット10004訂版 大学入試出る順 (大学juken新書) [ 花本金吾 ] 価格:1,100円 |
その④:Quizlet
英単語を覚えるのあらいちばんオススメのアプリです。これ1つで、デジタル単語カードが作れます。さらに人の作った単語カードを作ることができますので、単語帳を買う必要すらなくなります。
このアプリは普通のデジタル単語カードの機能はもちろん、かなり豊富な機能がありとても便利であきません。詳しくはこの記事をご覧ください。
まとめ
単語を覚えるのはかなり億劫な作業ですし、無下に扱われがちですが、じつは文法に並ぶぐらい大切な英語学習の基礎です。文法の話はこの記事を見てくださいね。
この作業をしないで英語の上達は見込めないと言っても過言ではないぐらい大切なものなので、必ず勉強するようにしてください。
もちろん今日僕が紹介した方法以外にもたくさんありますし、人によっては本を読むだけで単語学習になるという人もいます。自分なりの方法を見つけて、飽きずにやめなけらばなんでもいいので、僕の方法もひとつの案だと考えてください。
それではみなさん、また次の記事でお会いしましょう♪