
みなさんこんにちは!
台湾・高雄留学中の黒さんです。
この記事を見ている人はこんな疑問・不安があるかと思います。
- 中国語が全く話せないけど大丈夫だろうか
- 英語は話せるけど中国語はできない
- 中国語での生活は不安
この記事はこんな方々に読んでもらいたいです。
僕がここ台湾・高雄に住んで感じる台湾の英語事情をお話しします。
中国語が全くできないけど台湾に旅行したいかた、留学したいかた、長期滞在したいかたはぜひ最後までご覧くださいね!
それではさっそくいってみましょう!!
目次
台湾・高雄人の英語力
僕は高雄という南部の都市に住んでいます。
高雄は台北・台中に次ぐ第三の都市(諸説あり)で、台湾南部最大の都市です。
日本でもそうですが、大都市は英語力が高いなんていうバイアス・ステレオタイプがありますね。
友人曰く、実際に台北の英語力はめちゃくちゃ高いみたい。
でも高雄に関してはほとんど伝わらないと考えてもらって結構でしょう。
では僕はどのようにして、英語のみでこの都市で暮らしているか紹介します。
学校は英語が通じる
学校は英語が通じます。
全く困らないレベルで通じます。
僕の学校はインターナショナル・カレッジと言われるキャンパスがあり、ここでの授業は全て英語で、このキャンパスでの共通語は英語です。そのためこのキャンパスで困ることは全くないです。
それにプラス、学校内はほとんど英語が通じます。
学校の職員はほとんど英語が話せる人だと感じています。
おそらくこれはどの学校も一緒かなと予想します。
外出時でも英語でゴリ押しする
これは現地の方にはとても申し訳ないのですが、外出時は伝わらないとわかっていても英語で話させてもらっています。
これには深いわけがありまして、それは後々詳しくお話しさせてもらいます。
英語が伝わらないと言えど、やはりゆっくり話したり、ジェスチャーなどで会話はなんとかなるものです。
あと、「これ」「あれ」「欲しい」「〜したい」
の4つの単語を覚えていれば、あとはなんとかなります。
これだけ覚えれば、ものを注文するときも指差して「これ」と言えば伝わりますのでこの4つは最低限覚えましょう。
ちなみにメニューは英語・日本語があるところも多いです。
もしなくても台湾の中国語はなんとなく読むことができますので、
ニュアンスは掴めるので読むぶんにはあまり困ることはありません。
中国語初心者は英語で話した方がいいと思う理由
中国語は全くできないと言っている僕ですが、実は結構わかる単語や文法があり、ベーシックな知識はあります。
ですがあえて英語で話しています。その理由をこれから紹介します。
中国語初心者・できない人が無理に中国語で話さない方がいいと思う理由は主に二つあります。それがこちら。
- 発音がしっかりしてないと全く伝わらない
- 英語で話してると誰かが助けてくれる
これらを詳しく解説していきますね。
発音がしっかりしてないと全く伝わらない
中国語はとても複雑な言語です。
なにが複雑かと言えば、圧倒的に発音です。
そもそも日本語には無い発音が多いのが難しいポイント1です。
そして四音と呼ばれる鬼畜のような決まりがあります。
中国語には4つのトーンがあります。
「→」「↘︎」「⤴︎」「↘︎↗︎」この4つのトーンを使い分けて発音していきます。
わかりづらいと思いますし、僕も詳しくないので、調べてみてください。
これがまぁ難しい。少しでも間違うと全く違う単語になります。
日本語や英語にもトーンはありますが、そこまで重要な役割はありません。
でも中国語ではこれがキーなので、これがわからずに話して全く違う単語を話したり、誤解を生むこともあるのであえて僕は中国語を話していません。誤解を生むぐらいなら、英語でジェスチャーを交えて話した方がマシだと感じます。
英語で話していると誰かが助けてくれる可能性が高い
これは割と運の部分もありますが、英語で話していると誰かがいつかは助けてくれます。
どういうことか説明します。
そもそも日常の中で会話ってあまりしなくてもいいですよね。
買い物に行っても「これ」「あれ」「欲しい」だけでなんとかなりません?
日常生活でしっかりした会話が必要なのって、何かの手続きとかぐらいじゃないですか?
実は僕がバイクの免許を取りに行った時に、オンラインで予約ができていなくてそれを中国語で問いただされたんですね。「あなた受けれないよ」って。
そんな時に僕が英語で話していると、英語の話せるスタッフさんが出てきて助けてくれました。
郵便局でも同じようなことがありました。
このように、英語で話していると向こうも英語が話せる人を探します。
そして誰かが助けてくれるので、英語でも問題なく生活できるのです。
(現地の人には本当に申し訳なく思っています)
これだけは覚えておいて欲しいこと
台湾人の英語力と中国語より英語で話した方がいい理由はおわかりいただけましたと思います。
これだけは覚えておいて欲しいってことがあります。
現地の方は負担がかかっていることを自覚する
英語で話せば話すほど、現地の方は困ります。
あなたも全く英語や中国語ができないのに、その言語でゴリ押しされると困りますし、負担ですよね。
間違っても「英語は世界共通語だから英語で話すのは当たり前」なんて考えはやめてくださいね。英語が世界共通語なのは事実ですが、やはりまだそこまで英語が浸透していない国もありますので。
だから話し終わったら「Thank you so much」や「謝謝你」と、必ず感謝の気持ちを伝えましょう。
結局は運が左右する
誰かが助けてくれるなんて言いましたが、これも結局運です。
だから英語が全く伝わらなくて、助けてくれる人がいなくても怒らないでください。
「英語ができないから悪い」ではなく「中国語ができない自分が悪い」って思ってください。
郷に入っては郷に従えです。
基本的な単語はおさえておこう
これは完全にレストランなど用です。
先ほど話した4つの単語は必ず覚えましょう。発音も簡単です。
これだけで本当に大丈夫です。
いくつ欲しいかはジェスチャーでもいけますし、
何が欲しいかはメニューを指差せばOKです。
メニューを指差しながら
「我要這個」=これをください。と言えばOKです。
例えばタピオカミルクティーを頼むときですと
氷や砂糖の多さを聞かれますが、「中国語話せません」と伝えると、店員さんもイラストなどを出して聞いてくれますので全然心配しなくて大丈夫です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それでは今日のまとめです。
- 中国語の発音は難しいから、英語で話した方がベター。
- 英語で話していると、誰かが助けてくれる可能性が高い。
- それでもやはり基本単語の4つは覚えておこう。
- 相手には負担がかかっているし、誰かが助けてくれるという保証もない。
ちなみに今日話したのは「中国語が話せない人向け」ということを覚えておいてください。
中国語に自信があるならもちろんそちらを使ってくださいね。
僕もこれから3年間ぐらいはこちらにいるので、さすがに中国語の勉強をしないといけませんね。。。
中国語の進展記事でも書こうかなぁ。
それではみなさん、次の記事でお会いしましょう♪