

台湾は旅行先として人気です。そして旅行中に格安のバスで移動することを考えている人は多いですよね。でもこんな上記のような疑問がや不安を抱えている人も多いでしょう。
そんな疑問・不安に答えます。
■本記事の内容
- 台湾のバスの乗り方
- バスに乗る時の注意点
- バス運行状況を見れるアプリ
- 中国語が話せなくても大丈夫?
本記事の筆者は台湾に1年間住み、今も住んでいます。そして台湾の母国語である中国語が全く話せません。
そんな僕の体験談を元にお話ししていきます。
目次
台湾のバスの乗り方
ステップ1:目的地の駅の場所を調べる
まずは目的地の駅をグーグルマップで探します。そしてグーグルマップの機能を使い、現在地からの経路を検索します。観光客の行く場所には必ずバス停はあります。
目的地の駅がわかれば、それをケータイのメモ機能か紙に書き、いつでも見せれるようにしておきましょう。
ステップ2:バスを「捕まえる」
自分の乗りたいバスが来たら、バスを「捕まえます」。「捕まえる」と書いた理由は、台湾のバスは降りる人がいないとき、手を上げないとバス停を通りすぎます。だからこのような表現をしました。
日本と同様、バスのフロントに電光掲示板で路線の番号が書いてあるので、そのバスが何番かかはすぐわかります。50m手前で手を上げて運転手に知らせましょう。
ステップ3:乗り込む&駅名を伝える
バスに乗り込むのですが、バスは必ずフロントドアから入ります。そして運転手さんに駅名を伝えて、レシートをもらいます。このレシートは下車時に必要になるので、いつでも取り出せるところに保管しておきましょう。
悠遊カードのときは乗車してすぐに機械があるので、パスモのようにピッとするだけです。
ステップ4:目的地で降りる
目的地につくとバスから降ります。フロントまで行き、乗車時にもらったレシートを渡して出ます。少し見にくいですが、次のバス停は上の四角で囲った電光掲示板に中・英表記でます。
降車時には降車ボタンを押します。押さないと止まりません。上画像の四角で囲まれているのが降車ボタンです。
また、悠遊カードの場合は前後のドアから出れます。どちらにも機械があるのでピッすることは忘れないように。
台湾でバス乗車するとき注意すること
■その①:レシートは無くさないように
レシートは無くさないようにしましょう。これがチケットの代わり。無くすと降車時に料金をまた払うことになります。
■その②:バス停はわからないところにあることも
繁華街や大通りでは、日本のようなバス停があります。しかし少し離れると、目を凝らさないとわからないところにバス停があるので注意です。
■その③:揺れに注意する
台湾のバスはめちゃくちゃ揺れます。道が悪いのもあるし、運転が荒いのもあります。気をぬくとぶっ飛ばされます。
■その④:防犯面
台湾は安全だと言われますが、それでも海外。リュックは前に背負うなど、最低限の防犯対策はしましょう。
■その⑤:手を早めにあげる
バス乗車する際は手を早めにあげてください。バスが見えたらすぐあげても大丈夫。
僕が台湾に来たときは、直前で手を上げて何本かバスを逃したことがあります。バスが行くと、繁華街でない限り30分や1時間に一本の頻度でしかこないので、一回で必ず捕まえよう。
バスの運行状況がわかる超便利アプリ
台湾のバスは残念ながら、時間通りに来ることは稀です。そこで旅行者の方にぜひダウンロードしてほしいアプリがあります。それが「台湾公車通」です。留学生だけでなく、現地のほとんどの人が使っています。
✔️ このアプリがオススメの理由
- 無料でダウンロードできる
- ほぼリアルタイムの運行状況がわかる
- 台湾全土で使用可能
どのデバイスでも無料でダウンロードできる。とても簡単で、ケータイのストアで「◯◯公車通」と検索しよう。「◯◯」の部分はあなたが行く都市の名前を入力します(台北=台北公車通)。
一部の離島や山を除き、バス路線のある台湾全土で使うことができます。そしてとても便利なことに、25秒おきに情報を更新するので、ほぼリアルタイムで運行状況が手元で確認できます。
実際に使ってみよう。
ダウンロードしてアプリを開くとこの画面になるので、真ん中左のストップウォッチの画像をタッチします。
この画面では下のキーボードで自分の検索したい路線番号を押します(224路線=224)。
これがあなたの検索した路線の駅です。そして自分のいる駅の名前を探しましょう。よく見れば駅の左に3色の表示がありますね。それぞれの意味がこちら。
✔️ 色別の意味
- グレー=通過済み
- 赤=もうすぐ到着
- 青=表示時間後に到着予定
あとは自分のいる駅とバスの位置を確認し、逆算するといつバスが駅にくるのか把握できます。
これを見ればバスがどこにあるのか一目でわかるので便利ですね。そしてもう一度言うのですが、25秒おきに更新されるので、情報がとてもフレッシュなのが特徴です。
逆に時間通りにこない台湾のバスを移動手段で使うなら、絶対にダウンロードしておきたいアプリです。他にも機能がありますが、正直使ったことないので割愛します。
中国語ができなくても大丈夫?
結論から言うと、中国語ができなくても全く問題なくスムーズにバスに乗れます。その根拠となる理由は、中国語を話す必要がそもそもないからです。
乗車時はメモを見せるだけ。降車時は電光掲示板があります。実際、1年間台湾にいますが、バスを利用するときに不便だなと感じたことはありません。それでも不安なら、グーグル翻訳に頼ればいいです。
これらの理由と経験から、僕はバスにスムーズに乗るために中国語は必要ないと思っています。
まとめ:バスの乗り方がわかればストレスなく旅行ができる
異国の地で旅行となると少しの不安でさえ大きなストレスになります。僕も最初来たときに、バスの乗り方がわからなかったのはとてもストレスで、それだけでこれからの留学生活が不安になったものです。
みなさんにはそんな思いをしてほしくないし、せっかく台湾に来るなら楽しい滞在にしてほしいので、できれば暗記をするぐらいこのステップを見ていつでも対応できるようにしておいてほしいです。
参考までに「台湾公車通」のリンクを貼ります。ここから出なくても自身のケータイからできます。
✔️ Android版はこちら
✔️ iPhone版はこちら
それではみなさん、次の記事でお会いしましょう♪